スーパー耐久 | neel(ニール)

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スーパー耐久

市販車を改造した車両で行われる耐久レースで、改造範囲は安全面の強化に関するものなど、極めて限定されていることが特徴だ。リアウイングなどに空力パーツの装着を認められているが、これも一般消費者が購入できる市販のものに限られており、数あるレースカテゴリーの中でも、街中で見かける車が走っているイメージが強い。
2015年シーズンは、全6戦が予定されている。ドライバーは1台につき2人から4人が参加でき、レース中には耐久レースの醍醐味の一つである、ピット作業を見ることができる。ドライバー交代やガソリン補給など、ピットクルーの手際はもちろん、ピットインのタイミングといったチーム戦略もレースの行方を左右する。

排気量や駆動方式、形状が異なるマシンが混走することが、スーパー耐久の見どころだ。クラスが(ST-X、ST-2、ST-3、ST-4、ST-5)別れているものの、コース上ではスポーツカーやコンパクトカーが入り混じり、各所でバトルが展開されている。当然速度差も生まれ、ドライバーにとっては、自身のクラスで順位争いをしながら異なるクラスのマシンをどのようにかわすかが、腕の見せ所でもある。

予選は、AドライバーとBドライバーの合算タイムが採用され、速い順番に決勝のグリッドが決まる。決勝はローリングスタート方式。
 
1991年に始まった「N1耐久」が全身で、FIA(国際自動車連盟)が定めるグループN規定=「連続する12か月間に2500台以上生産された車両」、すなわち市販車を使った耐久レースとして開催されてきた。参加するドライバーもトップクラスではなくレベルの高いアマチュアドライバーが中心だった。
その後、市販されているものに限って空力パーツ装着などの改造が許されるようになり、名称も現在のスーパー耐久に変更された。
市販車の性能向上とともにレースのレベルも上がり、同時に国内のトップドライバーがエントリーに名を連ねるようになった。今や日本の主要レースの一つとして成長し、韓国では2007年には特別戦が、2013年にはシリーズ戦が開催され、アジア地域でのモータースポーツ振興に寄与した。
2015年からは、テレビ放送が復活し、東京テレビ、とちぎテレビなど民放で放送中のCAR Xs(カーエックス) の番組枠が、年間6回、スーパー耐久放送用に設定される。 BS波(全国放送)では、BS12ch(トゥエルビ)が放送する。放送時間は、レース開催週の水曜日深夜時間帯を予定。※番組終了後には、インターネットでも視聴が可能だ。
 
スーパー耐久シリーズで総合トップを争うのがST-Xクラス。FIA(国際自動車連盟)が定めたFIA GT3規定による車両で争われる。各自動車メーカーがレース用に製作したスポーツカーでかつ市販されていることが必要で、その気になれば買うことができる。
基本性能は高く、ツーリングカーレース界ではポピュラーな存在だ。エンジン、ギア、空力パーツなどは改造できないなど、制約が多い。車両によって性能差が生じた場合は、BOP(バランス・オブ・パフォーマンス)と呼ばれる性能調整システムがあり、エンジンへの吸気流入量を制限するリストリクターなどによってパワーを制限される。性能を均一に保つ措置が取られ、これが接戦を生む要因ともなっている。
 
エンジン排気量が2001cc〜3500ccの4輪駆動車によって争われる。長年新旧の三菱ランサーエボリューションとスバル インプレッサによる戦いが続いており、2014年はインプレッサがタイトルを獲得。今年はランサー勢の巻き返しが注目される。4輪駆動だけに雨などの悪コンディションで強さを発揮し、ときには各上のクラスのマシンを抜き去る速さを見せることもある。
 
ST-2クラスと同じ2001cc〜3500ccのエンジン排気量で、こちらは2輪駆動によって争われる。長年フェアレディZが強さを見せてきたが、2015年はレクサスが攻勢をかけてきた。これまでのレクサスIS350に加え、RC350も参戦。スーパーGTで長年活躍してきたSARDも新たにIS350で参戦するなど、チャンピオンを狙う体制。ニッサン対トヨタの全面対決の様相となってきた。
 
ST-4クラスは、2015年にニールレーシングwithセイコーが参戦するクラスだ。
2000cc以下の車両が対象で、最も参加台数の多い激戦区。Honda S2000をはじめシビック、インテグラのHonda車が多く参戦し、同メーカー車のタイトル争いが続いてきたが、2015年は実力派の若手ドライバーをそろえてトヨタ86勢が兄弟車スバルBRZを含めて7台もエントリー。本気でタイトルを狙ってきた。ほかにマツダ ロードスター、トヨタ ヴィッツ ターボ、フィアット500をベースにしたフィアット アバルト 695アセットコルセも参戦し、激戦は必至の状況だ。
 
エンジン排気量が1500cc以下の車両によって争われるST-5クラスはHondaフィット勢が中心。フィット2、フィット3に加え、フィット ハイブリッドも参戦。これに挑むのがトヨタ ヴィッツ勢と2014年に市販されたマツダ デミオディーゼルターボだ。2014年はフィット勢に後塵を拝したが、ヴィッツ勢も開発が進んでおり逆襲を狙っている。そしてデミオはディーゼルターボエンジン車として国内レースに初登場する。フィット、ヴィッツ相手にどんな戦いを見せてくれるかが注目だ。
 
     
     
 

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